• テキストサイズ

【ヒロアカ】〜復習に囚われた天使〜

第16章 ー募るそれぞれの想いー



『と、轟君?どうし

「誰とキスしたんだよ」

そう聞く彼の表情は何故か
苦しそうでかなしそうに見える

治療のことも合わせれば
キスしたのは勝己・デク君・相澤先生…

ただそれを今の彼に
正直に言ったらダメな気がする

「…黙りかよっ」

そして再度唇が重なり
先程より深く…長いキスが続く

『……んふ…』

「…はぁ…椿紗」

不意に名前が呼ばれドキッとする

普段は無表情で感情を表に出さない彼が
こんな風になるなんて誰が予想しただろう

それに女子からイケメンと人気のある彼だ

長い口付けに意識が虚ろになりつつ
そんな事を考える私は可笑しいかな

でもそれも彼の手が胸に
触れたことにより現実に引き戻された

『んんっ?!』

「…やっとこっち見たな
考え事するなんて随分余裕あるよな」

制服の上から形を確かめるように触れる手

ーそしてボタンを一つずつ外してゆく

『待っ…「待てねぇ」

そのままブラジャーのホックを外され
露わになった胸に轟君の手がかかった
/ 198ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp