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仮面ライダーウィザード 

第5章 「人形とピアニスト」




晴人「そういうことか…」

『(このピアノの音…)』

凛子「さっきの戦いで疲れたんでしょ。あたしがいるから休めば?」

晴人「大丈夫。ってか凛子ちゃんは付き合ってくれなくても…」

コヨミ「そうよ!あなたは必要ないわ!」

『コヨミ…』

なぜかそこにコヨミが現れた

そしてそのコヨミの後を追う瞬平

凛子「コヨミちゃん…!」

晴人「何だよ瞬平まで」

瞬平「コ、コヨミちゃんが急に…店を飛び出して…、慌てて追いかけて…ゲホッ!」

晴人「どうかしたのか?」

コヨミ「手伝いに来たのよ。晴人とだけじゃ大変だと思って」

『え…』

凛子「2人…?あたしも一応…」

コヨミ「あなたは何もできない」

凛子「え…?」

コヨミ「私なら…人間に化けたファントムを…見分けられる。2人を助けられるのは…私だけよ」

凛子「…どうしてコヨミちゃんは…ファントムを見分けられるの…?」

コヨミ「……………」

凛子はコヨミの側に行った

凛子「ねぇ」

それでも振り向かないコヨミ

凛子「ねぇ」

凛子はコヨミの手を掴んだ

凛子「…!…冷たい…」

コヨミ「触らないで!!」

コヨミは凛子の手を振り払った

瞬平「どうしたんですか?」

コヨミ「いいから2人共早く帰って!!」

『はぁ…』

晴人「あーわかった!!じゃあこうしよう。ここは俺とだけで大丈夫だから。俺たち以外はみんな帰るってことで。な?」

そこに奇抜な服を着た外人が通った

コヨミ「……!」

『コヨミ?』

コヨミ「ファントム!」

コヨミの指差す先にはさっきの外人が

高木の家の玄関にいる

そしてインターホンを押す


ガチャッ


「あははは、こんちわ~!」

高木「…何?誰?」

「誰かな~?」

晴人「ファントムさんだよね」

は弓矢を構えた

高木「ファントム…?」

外人は焦っている

コヨミ「とぼけてもムダよ!私にはわかるんだから」

晴人は外人を攻撃

その攻撃を避ける

そして晴人の頭上を飛んだ

『このジャンプ力…』

晴人「あぁ、見覚えあるな」

「何でわかんだよ~…。人に化けてきても意味ねぇじゃん!」

外人はファントムに変わった

そしてファントムは逃げて行った

晴人「行くぞ!」

『うん!』


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