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仮面ライダーウィザード 

第34章 「金で買えないモノ」




晴人たちはのんびりソファに座ってくつろいでいた

そして瞬平が不意につけたテレビ

《いや…!青森の実家に帰る前に、もう一度東京タワーを見ようと思ったんですけど…!》

テレビに映っているのは

晴人「この前のゲート!?」

『どうして東京に…!』

晴人「行って来る」

『私も』

瞬平「僕も行きます!」


―――――


晴人「いた」

3人はテレビに映っていたゲートを発見した

ゲートは落ちていた時計を拾った

老婆「その時計…あなたが拾ってくださったの…?」

「…………」

老婆「死んだおじいさんの…大切な形見なの…!」

「あ…はい」

ゲートは老婆に時計を渡す

老婆「お礼をさせて…?」

「え?」


老婆のお礼

それは多額の現金だった


老婆「少ないけど…これで」

「5…500万…!?」

晴人と瞬平は頬を叩き合う

晴人「スゲー幸運…」

『有りえない…』

3人はゲートを保護した

「すいません…。すいません…!」

しかしかなりの距離が開いている

晴人「まさか…ファントムの恐ろしさ忘れたわけじゃ…ないよな?」

ゲートは思いっきり縦に首を振った

晴人「また襲われてもいいのか!」

今度は横に思いっきり振る

晴人「だったら、命を粗末にするな。早くここから…」

「もちろん、実家の青森に帰るつもりだったんです!だけど…さっきみたいにいいことばっかり起きるから…何か東京に出るに出られないっていうか…」

晴人と瞬平はゲートを睨んだ

「すいませんでした…!!すいません!!すいません!!」



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