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仮面ライダーウィザード 

第32章 「涙」




『仁藤さん!!』

勢いよく現実の世界へと戻される

『きゃあっ!!』

仁藤《うわっ!!》

晴人のアンダーワールドから無理やり出された

『晴人…!晴人!!』

晴人のベルトがない

『うそ…』

仁藤《おい待て!!》

『!!』

ファントムはどうやら逃げたらしい

仁藤《おい、大丈夫か!?しっかりしろ!!》

瞬平「晴人さん!!」

晴人「ドラゴンが…」

仁藤《おい、晴人…!?》

晴人「俺の魔力が…消え…た…」

晴人はそのまま意識を失った

瞬平「晴人さん!!」

仁藤《晴人!!》

『とにかく面影堂へ運ばなきゃ…』

は晴人と瞬平に魔方陣をはった

瞬平「ちゃん…!? ちゃんも一緒に…!!」

『瞬平くん…晴人をお願い…』

瞬平「何言ってるんですか! ちゃんだってアイツに斬られて…!!」

仁藤《おい…そうなのかよ…!》

『ごめんね…私きっと…もうみんなといられない…』

瞬平「え…?」

『とにかく晴人をお願い!!』

は瞬平と晴人を面影堂に送った


仁藤《おい…アイツに斬られたって本当なのかよ…》

『…うん。でも…何ともないみたいだから』

仁藤《でも…》

『早くアイツを探そう。まだ戦えるよね、仁藤さん』

仁藤《当たり前だ!》

『ですよね』

仁藤《あんま無茶すんなよ!?》

仁藤はそう言って走って行った

『無茶…か…』

わからない

でもさっきから変な感じ…

何かが私の中で暴れているような…

『早く探そう…』

は仁藤の行った反対方向に向かった



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