第20章 「今日の命、明日の命」

―――面影堂―――


「「「えぇ!?マヨネーズがゲートを誘拐した!!?」」」

晴人「うん。ファントムに何か吹き込まれたらしい」

『バカね』

輪島「やっぱりコヨミとの言う通り、簡単には味方になってくれそうにないなぁ…」


ｶﾗﾝｶﾗﾝｯ…


『あ、コヨミおかえり』

コヨミ「…………」

晴人「どうかしたか?」

コヨミ「これ…」

コヨミが出したもの、それは

輪島「これは魔法石じゃないか!これをどこで?」

コヨミ「ファントムが晴人にって…」

「「「『ファントム!!?』」」」

コヨミ「!!」

コヨミは頷いた


「「「『う～ん…』」」」


―――――


晴人たちはゲートの情報収集に向かった

『あの、ここで絵を描いている人って見たことありませんか?』

「いや…知らないなぁ」

『そうですか…。ありがとうございました』

今までは知らない人に話しかけるのは嫌だったが…

凛子や瞬平を出合って変わったみたいだ

まぁパニックを起こせばそんなの関係ないんだが…

『よし、次だ次』

「ちゃん♪」

『あ…』

ソラ「また会ったね♪」

『あなた…』

ソラ「あなたってやめてよー!ソラって呼んで♪」

『はぁ…』

ソラ「今日も探し物??」

『まぁ…そんな感じです…』

ソラ「敬語もいいよ！手伝ってあげようか?」

『……ううん、大丈夫…』

ソラ「そう?じゃあ気をつけてね!」

『うん…』

ソラは去っていった

『何なの…?』


～♪～♪～♪～


『はい、もしもし』

晴人《か?ゲートのことがわかった。今どこにいる?》

『今は…ゲートが襲われた公園にいる』

晴人《わかった。迎えに行くからそこで待ってろ》

『うん、わかった』

は電話を切った