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weak person

第1章 *僕は








がちゃり。




ドアが開けられるのが分かる。


そして、また、足音。
その足音は、僕の前で止まる。



そうか。やっぱり殺されるんだ。
そのことばかり考えていて、もう、血の匂いなんか気にならない。


けれど。
いつまで経っても、痛みは来ない。

僕は、恐る恐る、目を挙げた。
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