• テキストサイズ

「新テニ×まもロリ」理想のペア、魔法使いとビーチバレー!?

第1章 理想のペア、魔法使いたちとビーチバレー!?



 「すみません、僕もビーチボール対決、混ぜてくれませんか」
 と、黒髪の大人っぽい少年が理想のペアに声を掛けます。あとからやってきた水色の少年も、



 「オレも混ざりたい」
 と、黒髪の少年の横に来ました。この少年は先ほどテトラポットのある岩場で赤いリボンを2つ付けた茶髪の少女と話していた子だと、理想のペアはすぐに気づきます。



 「いいけど、あの、名前、聞いてもいいか?」
 丸井が黒髪の少年と水色の少年に名前を尋ねると、2人はにこっと自己紹介を始めました。



 「僕はイチイと言います」



 「オレはゼロだ」



 「おー、数字みたいな名前だなー。オレは丸井ブン太。シクヨロ~」



 「ワタシは木手永四郎です」

 イチイとゼロの自己紹介を聞いたあと、丸井と木手もサングラスを外しながら自己紹介をしたのでした。



 イチイとゼロの友人らしき者たちも何人かいましたが、自己紹介をせず、海へ泳ぎに行ってしまいます。理想のペアが先ほど、テトラポットのある岩場で見掛けた少女の方は丸井たちの様子を少し離れたところから伺っていました。



 「サーブ、どっちから行く? もし、良かったら」
 丸井が先攻をイチイたちに譲ろうとしたところ、



 「そちらからどうぞ」
 と、イチイたちが理想のペアに譲ります。



 こうして、理想のペア対イチイとゼロのペアのビーチバレー対決が始まったのでした。
/ 11ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp