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理科教師が変人の件はチャリ部ではどうにもできんことを証明せよ

第2章 4月




真波君どっか行っちゃった……


何か用があったのかな


まぁイイや。



あ、福富君と荒北君


仲がいいんだな。


あの二人は見ていてたまにほっこりする。


犬が主人になついた感じ?がする。



荒「センセー?」


「うわっ……! どうしたの。」


荒「最近黒田どーなのォ?」



「黒田君?……あぁ、走りも少しずつ、よくなってるよ。
きっと彼、本来ポテンシャルは高い方なんだろうね」


荒「ふぅ~ん。」



「え、……なにその微妙な歯切れ」


荒「黒田が最近、恋したようでねェ??御相手考察してたんダヨ」


「成る程。今度詳しく」


なーんてつい言っちゃったけど、私は知ってる。


好きな人がいるなんて。


私はそれを応援すればイイ。


生徒のやること、することについては口出しは最低限。


それが私の方針だ。

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