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もう迷わない辿り着けるまで〔気象系BL〕

第3章 新たな対手


もちろん、潤は智のことなど
これっぽっちも考えてやしない。

「おや……」

さっさと収まるところに収まって
和也との生活を邪魔さえしなければ
それでいいだけなのだが…

「まさかカズが、将来有望な若者の夢を
うち砕くのに賛同するとはね……」

「そんなの知ったことじゃないよ。
だいたい将来有望な若者なんて
山ほどいるんだよ。

まぁ中でも翔は恵まれすぎてるんだよ。
さらに夢まであっさりと叶って
しまったんじゃ、ちょっと不公平じゃないか…。

人生には試練だって、
私は必要だと思うけど…」

「それって単に、智さんを取られたから
思い知らせてやりたいっていう、
個人的な恨みじゃん…」

「どこが恨みなんだよ!!

翔がスタープレーヤーになって、
智が日蔭の身に甘んじるなんて、
そんなの理不尽じゃないか……

ここはやっぱり翔に夢を諦めてもらうのが、
最善の解決方だと私は思うんだけど……」

「じゃあ、カズはどこを狙う?
翔はフォワードだから、やっぱり足が
一番大事だよね。」

「いやいや。あいつのことだから……
走ることができなくなっても、
ゴールキーパーに転向するかもしれない。
ここはやっぱり確実に膝や靭帯を狙う方がいい」

「俺が押さえている間に、カズが竹刀で……」
「確かにそれがいい!
潤だと、ふざけすぎて、完全に使い物に
ならなくする可能性があるからね……」

マジで計画を立て始めた二人を前に
段々と青ざめていく智は


「お…おまえらっ!!
何の相談してるんだぁぁぁぁーーーー!!!」



と、夜の夜中だということも忘れて、
叫びまくってしまった。


まぁ…智が怒りだすの当然だと思うよ……。



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いつも応援ありがとうございます。
仲間ってやっぱり大切ですね。無理のない、自分に合った友は一生の友です!
そして、最近いい事がありました!部屋を片付けていたら、昔の嵐グッズが出てきました

皆さんの中で、メンバーそれぞれの写真がビニールポーチに入った鏡のグッズが、あるのを知ってますか?

大野さんがまだ幼さが残る2001-2002 ツアーグッズです。宝物です。
久しぶりに逢えて幸せです。

さて、予告です。
明日より新章に入ります!
いよいよ物語が大きく動いていきます。
もしよかったら読んで下さいね。
よろしくお願いします。

kouより
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