第115章 紀州動乱
指での愛撫で達した朱里は、脱力したようにくったりと信長の腕の中に身を委ねる。
「ん…信長さま…」
余韻が残ったままの身体は気怠く、思うように動かせない。
愛する人の腕の中にいる安心感からか、慣れぬ戦場での疲労からか、意思に反してゆっくりと瞼が落ちていく。
「……朱里」
信長は己の腕の中で無防備に眠りかける朱里が愛らしくて堪らなかったが、このまま休ませてやるつもりはなかった。
朱里の顔にかかる乱れた髪を指で払い、信長は閉じた瞼の上にちゅうっ、と強く口付ける。
「っ…んっ!?」
「…よもや、これで終わりだ、などと言うつもりではあるまいな?」
信長の低く響く声に、はっと眠気が覚めて胸が小さく震えた。
恐る恐る瞼を開くと、悪戯っぽく覗き込む深紅の瞳と目が合った。
「まだ、足りぬだろう?」
耳元で囁かれ、その吐息がかかるだけで、敏感になった身体がびくりと反応する。その反応に気を良くした信長は、再び朱里の脚の間へ手を伸ばす。
「やぁっ…もう、だめです…」
弱々しく首を振るも、身体はいまだ熱を帯び、呼吸も乱れたままだ。ほんのりと上気した肌も誘うように匂い立っている。
露わになった瑞々しく張りのある乳房とピンっと勃った胸の尖りが艶めかしく、信長は思わずゴクリと唾を飲む。
「いや…足りぬのは俺の方だったか。貴様が欲しい。もっと貴様を感じさせろ」
性急に求める言葉とともに、太腿に手が触れて、足を大きく持ち上げられる。
手淫で達したばかりだった秘部がくぱっと広げられて、とろりと蜜が滴った。
ーぐちゅっ……
ガチガチに硬くなった信長のモノが押し当てられるのを感じて、期待と畏れに背が震える。
先走りの滴がぬるりと滑って、尖端が難なく割れ目に埋まった。
あっと思う間に、グググッと腰を進められて身体が割り開かれていく。
「ああぁっ…やっ、あぁ…んんっ!」
ーずぐっ…ぐちゅんっ!
声にならぬ声を上げる朱里の唇を塞ぐと、そのまま一気に奥まで突き挿れた。
「っ、くっ…」
朱里のナカは柔らかく、温かな蜜でぬるぬると滑っていて、信長の大きなモノをさしたる抵抗なく受け入れる。
挿れた瞬間、きゅうっ、と襞に吸い付かれるような感触がして、腰の奥がズクリと甘く痺れる。瞬間、無意識に朱里の身体を引き寄せて腰を揺らしてしまっていた。
「ひっ…信長さまっ…待っ…やっ…」
