• テキストサイズ

なまいきざかり。 R-18 短編集

第3章 媚薬の力



ある日の帰り道。

成瀬はまだレポートがあるとかで宇佐美さんと由希は一緒に帰路についていた。


「由希ちゃん、これあげるっ」

「…あ、ありがとう。これ何…?」

「なんかこの間エステに行った時に、試供品でお配りしてるーってチョコ貰ったんだけど、私今ダイエット中でさ。」


…この体型でダイエット?と由希は一瞬思ったが、

「ありがとう。…じゃあいただくね。」

「うん、貰って貰ってー!なんかね、リラックス効果があるとか言ってたよー!あと…なんか言ってたけど忘れちゃったっ!」

「リラックス効果かぁ…」


そうこうしてるうちにアパートに着いた。


「じゃねっ由希ちゃん!今日明日部活もバイトもないらしいから、準備して諏訪さんちにお泊まりなのっふふふ〜っ、成瀬くんもくんの?」

「多分…レポート終わったらくるんじゃない、かな?」

「じゃっお互いたのしもーね!バイバーイっ」

「バイバイ。」



…宇佐美さんテンション高かったなあ。

/ 82ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp