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【A】やがて舞い踊るは花の(気象系)

第2章 変身中



『いや、ゴメン。でもそういう雰囲気…?だってハルちゃん、どっちかって言うと可愛い系っていうか…。え、まさかスーツ着たらすんげえ変わるとか?もしや変身する?テクマクマヤコン??』
『~~~もぉっ!さっきから失礼!』
『うふふふっ。だってさぁ~…。やっぱ想像つかないってゆーかぁ…』
『あ~あ、相葉くんって何にも知らないんだなぁ』
『え?』
『女ってのはね、化粧と服装で何にでも化けるんだから。ホントに別人になるんだよ?』
『ええ~…?あ。わかった、アレでしょ?マスクして?マスクマジック??(笑)』
『ホントに!真面目にっ!!』
『い~や~…。にしたって限界ってもんがあるでしょ~?元は同じなわけだし…』
『…相葉くん、絶対女に騙されるタイプだよね』
『い~やぁ~?俺、自慢じゃないけど女の子見る目は確かだと思うよぉ~?』
『…』
『あ、じゃあじゃあ、今度秘書モードで来てよ。そしたら信じる』
『…気付かないかもよ?』
『またまたぁ。んなわけないって!』


…てことがあった。

あれ、いつだっけ。だい~ぶ前だなぁ、もう。まだ付き合う前だったけど、結構…失礼なこと言ってくれてたよね?一応狙ってる女の子相手だったハズなのに。

今日は…ホントに秘書モードな格好で来ちゃったけど。気付くかなぁ。

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