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【マギ】蛇娘 2

第7章 お仕事人間



只今、仕事の真っ最中です。
え?いつも、始まり方が仕事中ですって?
そこは、お気になさらず。


『ジャーファル様、この書類にお目通しお願いします』

ジャ「えぇ、わかりました」

リィナ「っと……ねぇ、ジャーファル。この資料は何処に置いとく?おっと…」

ジャ「あぁ、それはあの箱………って、リィナ?!?!」


重たそうに、大量の資料を持つリィナに慌てて駆け寄る。そして、資料を半ば奪い取るように持つ。


ジャ「休んでてくださいと言ったでしょう?!身重の体でこんなに持って!お腹の子に影響があったらどうするんですか?!!」

リィナ「ご、ごめん。なんかやってないと落ち着かなくて……」


下を向いてしょげるリィナに、何も言えなくなる。
まぁ、わかりますけどね。仕事をしたいという気持ちは。
でも……それとこれとは別です。
今は、無理にでも休ませなければ!


ジャ「取り合えず、こういう重たい物を運ぶのはやめてください。自室に書類か何かを持っていきますから」

リィナ「…わかった。じゃ、何個か持ってくね」

ジャ「えぇ、あ、でも休んでくださいよ!!!」

リィナ「はいはい」


笑いながら自室に戻るリィナに、軽く溜め息をつく。
仕事より、自分の体を優先して欲しいのですが……。
……良く良く考えてみれば、私もこんな感じですね。
………………シンには迷惑をかけます……。

自分の行動にも反省しながら、仕事に戻った。





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