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【鬼滅の刃】かざぐるまの恋【我妻善逸夢】

第2章 あなたと私




朝餉を食べた後、
いつのまにか眠ってしまったようだ。


西日が顔を照らし、
まぶしくて目が覚めた。


意識がはっきりしてくると
何やらドタバタと慌ただしい足音が聞こえる。



「なんだろう…?」


痛む身体を無理やり起こして
窓の外を覗くと、
体格の良い、珍しい柄の着物を着た男が
うちの女郎屋から出ていくのが見えた。


「こんな時間に客は来ないし…
誰か売られてきたのかな」


そんなことを考えていると
後ろで足音が近づいてくるのが分かった。


「梅月、入るよ」



遣り手の玉子さんの声が聞こえて振り向くと、
おかしな髪色をした女の子が立っている。


「今日入ってきた善子だ。
ここ二人部屋だろう?もう他に空きがなくてね。
しばらく面倒を見てやってくれ」


否応もなく、玉子さんは善子を置いて
部屋を出て行った。



「ちょっ…玉子さん!?」


廊下に出るが、玉子さんの姿はなかった。



「…」


善子の方に目を向けると、
眉間にシワを寄せ、目を吊り上げて
何やらブツブツ言っている。


「あいつ…許さねぇ…」



「ぜ…善子?」



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