one piece of my Dream [ワンピース]
第1章 愛してる
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「……っ!……やめっ……」
僕の上にまたがって、服を無理やり脱がしていく。
抵抗しようにも固く結ばれたロープに固定されは両手は自由が利かない。
「…ようやくこの機会が来た………ハァ…ハァ…」
完全に目がイってしまったトシが息を荒くしながら顔を近づけてくる。
「いつも、あいつの警護が固いからなぁ」
「あいつ??」
「キヨだ。
………あいつはいつも俺をお前に近づけようとはしなかった………」
ゆっくりの首を這う舌の生暖かさの後に、
ヒヤリと冷たい感触とチクリとした刺激が走る。
ナイフを当てられ、
……ああ、このままこいつにヤラレて死ぬのか。
なんて、少し冷静に思いながら気持ち悪さに目を閉じる。
「…随分大人しいんだなぁ……面白くねぇ」
「殺すなら、さっさと殺れ」
「ハハ。なに言ってんだ?
そんな簡単にヤラねぇよ?
夜はまだまだ長いんだ。じっくり楽しもぉぜ」
月に照らされたトシの顔が、手が、体が。
本当に気持ち悪いと思った瞬間に、
心の奥から恐怖が湧き起こった。
「…ぃ……やだ!………ヨっ!!……キヨっ!!」
ガタガタと震え出した体に、トシはさらに興奮を覚えたのか乱暴に触れてくる。
ねっとりとした感覚が下へ下へと下りていき、閉じられた脚を無理やりこじ開けようとする。
「ヤメロ!!………キモチ……悪ぃ………」
必死の抵抗も、所詮女の力。
あっさりと脚の間に埋められたトシの体が、指が秘部へ触れる。