第10章 思う 思わない
町内会:烏野高校=14:08
滝ノ上「お 高校チームは今攻撃力が高いローテかな?
あのちびっこの速攻には気ぃ付けないとな」
東峰「はい」
影山「あの
次こいつにトスあげるんで全力でブロックしてください」
日向「!?」
滝ノ上「なんだあ!?挑発かあ!?」
影山「ハイ挑発です!舐めた真似してすみません!」
滝ノ上「ブハハハ!なんだお前おもしれーな!よっしゃ!挑発乗ったるぜ!」
影山「あざす!」
烏養「……何考えてんだ?速攻はあくまで予測不能だから有効なんであって
手の内晒してブロックと真っ向勝負ってなったら
ちんちくりんに勝ち目ねぇだろ」
武田「…そうですね
真っ向勝負になったらそうかもしれないです…」
烏養「?」
日向(なんなんだよクソ影山…
わざわざ次の攻撃教えてどうすんだよ…
あんなでっかいブロック 俺じゃ打ち抜けないのに…!)
影山「今のお前は
ただの
「ちょっとジャンプ力があって素早いだけの下手くそ」だ
大黒柱のエースになんかなれねえ」
日向「!」
田中「おい」
影山「でも
俺がいればお前は最強だ!」
日向「!?」
影山「東峰さんのスパイクはスゲー威力あって3枚ブロックだって打ち抜ける!」
東峰「えっ いやでも毎回じゃないし」
西谷「動揺しすぎっす」
影山「じゃあお前はどうだ
俺のトスがお前に上がった時
お前はブロックに捕まったことがあるか」
日向「!」