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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第7章 虚心坦懐





彼は……、決して私の『死』なんて望んでいないだろう




彼は、私の中で、今、笑ってる。



(秀人……ごめん……。私……、貴方の笑顔、忘れてた……)



残された者も辛いけれど、残して逝かなければならない者も辛いんだ。

私が愛する人を残す側だったら、残された者の幸せを祈るだろう。



自分の分まで精一杯、『生きて』と……


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