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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜
第7章 虚心坦懐
「遠乗りをして稽古の成果を見る。覚悟しておけ」
「は、はい……」
(結局、光秀さんは、裏切りの噂が嘘だとも本当だとも言わなかった。)
帰り道、自分の影を踏みながら、もどかしさを噛みしめる。
(明日もう一度ちゃんと聞こう。噂は嘘だとは思うけど、光秀さんの口から、裏切ってないって言葉を聞きたい)
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