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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第7章 虚心坦懐





(殺風景で光秀さんらしいな。)





「家主が不在だからといって、あまりじろじろ見るな。照れるだろう?」


「!? 光秀さん……」


振り向くと、戸に寄りかかり腕組みする光秀さんの姿があった。


「す、すみません。光秀さんらしい部屋だなと思って、つい……!」

「ほう、お前がそれほど俺に興味津々とは知らなかった。部屋だけじゃ物足りないだろう、本人もまじまじ見て構わないぞ。ほら」


「っ、結構です……!」


ずいっと一歩迫られて、端正な顔立ちに思わず後退りする。

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