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貴方は月のように 〜イケメン戦国 明智光秀〜

第7章 虚心坦懐





「どういたしまして。ここでの生活で困ってることはない? 戦国時代四年生の俺に何でも聞いて」



(困ってること……)


「特にないんだけど……、光秀さんに振り回されてるくらいかな」


「光秀さんって、明智光秀……? 茜さんはそんな大物と親しくしてるのか。舞さんといい、凄いね」

「親しいってほどじゃないけど……。あのさ、佐助くん。現代の歴史だと『明智光秀』はどんな人物として伝わってるの?」

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