第1章 iw×fk
辛そうだけど、取り敢えず汗で身体中びしょびしょだし……
服脱がせて、汗拭いとくか……
「ふっか。ごめん、脱がせるよ?」
一応そう伝えてから服を脱がせ、俺のTシャツを着せた。
あ、待って……これやばいかも……
元々白い肌に汗で張り付く俺のぶかぶかのTシャツ。
そこにふっかの半開きの唇も合わさって……
不謹慎だけどめちゃくちゃエロい……
やべ…待って……好きな奴のこれはキツいわ。
だぁーーー!!
ダメダメ!俺はただのシンメとして看病してるんだから!
今はふっかを治す!!それだけ!!
俺はペチペチと自分の頬を叩き、さて起きた時用にゼリーとか薬とか買ってくるか。と思い、寝室を出ようとしたその時……
深「……ん………ひか……」
ん?寝言?
いや違うな。さっきまで閉じてた目が開いてとろんとしてる。
可愛い……///
「どうした?ふっか?」
深「……どっか…行っ…ちゃう、の……?」
「…………」
深「苦しい……ひか、る……」
深「……だから…どこに、も…いかないで……」
深「俺の……そばに…いて……?」
なにこの可愛い生物……
「苦しいね……もう少し頑張ったらすぐに治るから……」
深「おれの…そば、に…いてくれる…?」
「ん。いるよ……次、ふっかが起きた時、絶対俺が隣にいるから、もう少し寝てな?」
深「うん……やくそく……ね…?」
と言ってふっかはまた目を閉じた。