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ノゾキはダメです!!【短編集】【鬼滅の刃】

第17章 【下弦の伍】累


「これでもうずっと一緒だね、沙織」

累くんは私の足首に巻き付けていた糸も切ると、私を起こしてぎゅっと抱きしめた。
冷たい累くんの肌も今はとても心地よい。
起き上がった拍子に、蜜壷から累くんが注いだものが溢れていった。

「うん、ずっと一緒だよ…累くん」

私たちを照らす月はより1層青く白く光る。


__愛されない人(わたし)を愛してくれたのは鬼(あなた)だけ__




ーーfinーー
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