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ノゾキはダメです!!【短編集】【鬼滅の刃】

第17章 【下弦の伍】累


「送っていってあげる。僕のこと、忘れないで」

「うん!忘れないよ、だってあんなにすごいあやとり出来るんだもん!」

冷たい夜風をきって進んでいく。
私はまるで空を飛んでいるみたいだった。

「また会えるかな?」

彼との別れが急に寂しくなった。
累くんは私の家の門の前で立ち止まり、両手を握りしめた。

「きっと会える。でもその時まで、君は誰にも食べられないでね」

そう言った累くんは私が瞬きをしたら、居なくなっていた。
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