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ノゾキはダメです!!【短編集】【鬼滅の刃】

第5章 体育教師 冨岡義勇


「ごめんなさい…あの、宇髄先生が冨岡先生はここにいるって言ってくださって…」

「まずいな、おい、こっちに来い」

冨岡先生はなにかを察して、私の腕をひき、隠れていたロッカーに連れ込んで、扉を閉じた。
ロッカーは入ってみるとけっこうせまくて、身動きが取りずらい。
冨岡先生と向き合って、お互いの足がお互いの足の間に入る形になってしまった。

「…どうしたんですか」

「誰か来る」

冨岡先生がそう言ったあとに、誰かが更衣室の扉を開けた。
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