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貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜

第12章 私の知らない時間




「ええ。ですから、火急に早馬を信玄の元へ走らせました。」

「さすが、乃々のことになると仕事が早いな、家康は。」

「どういう意味ですか?政宗さん」

「んー?特に深い意味はないぞ。」


意味ありげに笑みを浮かべて政宗が家康さんに顔を向けると、家康さんが政宗を睨む。

(なんだろう?この会話……乃々さんのことだと仕事が早い…?)

政宗の言いようが引っかかって、私の心にモヤがかかり始める。
二人のやり取りを見ていた秀吉さんが政宗を嗜め、光秀さんと家康を見据え口を開いた。

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