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貴方に出会うそのために〜イケメン戦国 徳川家康・上杉謙信〜

第11章 恋情





「あ……いえ……と、とととととんでもない……です。」

それにつられて、私まで赤くなると妙な沈黙が二人の間に流れた。


「……あ、……これ…ありがとうございました。」

沈黙に耐えられなくなった私が手に持っていた羽織りを差し出すと、それを気まずそうに受け取る家康さん。

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