第4章 ミモザ
そこから私は東堂君と毎日連絡を取り合うようになった。
お互いの会社もさほど遠いとこになかったから、
ランチもたまに一緒に食べたりしていた。
毎日のLINE、
一緒に食べるご飯、
たまにする長電話。
今付き合ってる彼氏の存在なんて忘れさせてくれるくらい、
毎日が楽しかったし、久々に自分が輝いている気がした。
隼人も知らない、二人だけの秘密だった。
彼氏にバレたらどうしようとも思ったけど、
別に体の関係があるわけでもないし、
付き合ってるわけではないから、
浮気には入らないんだよね…?
そんな中、彼氏との関係は悪化。
彼氏は仕事にいかなくなり、
仕事がクビになり、
私にお金をすがる毎日。
こっちももう限界だった。
辛くてお風呂で泣いたり、本当に死んだ方がマシなんじゃないかって思う毎日だった。
もう限界、耐えられない。
そう思ってしまう時に頼ってしまうんだよな。