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恋のはじめかた【名探偵コナンR18】

第5章 光差す窓、温かい背中。


「ぁ……なんで……っ」

「朝からヘトヘトになるまでして欲しいですか?」

「それは……やだ、けど……っ」

「さんは感じやすいみたいですから。手加減してあげないと」


感じやすい……?そんな事ない。昨日あんなになったのは、全部彼のせいだ……それよりもこの今、中途半端に高まってしまった自分はどうすればいい。

頭だけ後ろを振り返る。朝に似つかわしくない、熱を孕んだ瞳と目が合う。

そういえば起きてからちゃんと顔を合わせるのは今が初めてだ……


「おはようございます」

「お、はようございます……っ」

「そんな泣きそうな顔しないでください……何も、これでお終いという訳ではありませんから」


頬に軽くキスをされて、唇が重なり。ずっとお尻の辺りに押し付けられていた熱が、脚の間に入ってくる。

硬いソレが秘部と擦れる。少し動く度に蜜が絡んでいき、ぬるんとソコを滑っては、止まり、また滑り……


「んっ……ぁ……あぁっ、あ、ぁ……」

「さんの腰も、動いてますね……」

「っあ……だっ、て……ぁ……あぁ……」


気持ちいい所にあたるように……腰が勝手に揺れてしまう。

不意に、彼の先の部分が、入口に引っ掛かるように止まり、圧がかかる。でも、それ以上入ってくることはなくて……


「……ヒクヒクしてますね、ココ」

「ぅあぁ……ねぇ、っ……ぁ、あぁ……」

「欲しいなら、ちゃんと、強請って……」


後ろからとびきり甘い声で囁かれ、耳の端を弱く噛まれる。もう頭の中が沸騰しそうなくらい熱い。


「あ、ぁ……ほし、ぃ……おねがい……っ」


またクスッと笑われた気がして……硬いソレが少しずつ押し入ってくる。この感じ……やっぱり彼のは、どう考えても大きい……


「あぁ……あ、あぁ……」

「やっぱり……っ、狭い、ですね……」


歓喜に震えてるのか。身体の中心から指先まで、痺れるような何かが広がっていく。

壁を押し広げながら深い所まで辿り着いた彼に、緩く奥を刺激されると……もうダメだ。涙が横へスっと流れていって……また自分が自分じゃないみたいになってくる。


「あ、あぁ……ね、きもちいの……それ、もっと、ぉ……」

「ええ……たっぷり、してあげますから」

「ん……してっ、して……あ、あぁ……あ、あぁ……」
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