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上手に笑えるようになりました【鬼滅の刃】

第9章 自切


蝶屋敷で落ち着いてから数日がたった
一週間を予定していた任務は変わったみたいで
三週間になる明後日、胡蝶様が帰ってくる

代わりにアオイさんはが包帯を外して薬を塗ってくれたけどその腕は人様に晒せるようなものではなくなっていた


黒く 広範囲がアザのようになっている
痛々しいそれは最早真っ白な腕は想像できなかった


炭治郎さんたちの三人や椿はその腕を見ても心配してくれたが、隠や一般の人には忌み嫌われるだろう
改めて血鬼術の恐ろしさが身に染みる


最近炭治郎さん達と椿とで訓練することが増えた
椿は圧倒的に体が小さいのについてこれている



「紫娜さん...こんな感じ?」


西で貰った面を渡した時の椿は恥ずかしそうな嬉しそうな顔をしていた
今日は初めて面をつけて練習する
炭治郎さん達が素振りしている間、二人で実践的な練習をする
私は素手で椿は普通の木刀よりも重めに作られたものを使う


「もうちょっと上かな...そうそうそう だんだん視界の狭さと暗さに慣れていこう」


いつの間にか頼もしい椿の返事に自然と期待してしまっていた




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