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He loves her, but...?

第5章 親愛なる友よ


気まずい空気が流れている
柚々ちゃんは口をポカンと開けていた

「柚々ちゃん…?」

「えっと…あの…」

柚々ちゃんはちょっと顔を赤くしてうつむいてしまった

「ちゃんと言いなよ」

「あの、私の一番の親友は美雨ちゃんなんです!」

…だろうね。って、この子はまた勘違いしてる!

「柚々子ちゃん…、これ告白だよ?」

伊織君が苦笑いしながら言った

「え?」
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