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【おそ松さん】 養いたい!

第5章 パリピな彼



次の日朝起きて、リムジンで登校する。

周りからの視線を感じながらも教室まで歩く。

「あ!赤塚さんだ!」
「え!?転校生の?」
「朝からリムジンで登校するなんでやっぱりお嬢様なんだ!」
「美人~!」

まだ、転校してきて2日しか経ってないのになんでこんなに噂になってるの!?てか名前みんな知って...あぁモデルやってたからだ。忘れてた...,。

ガラガラっ

教室に入ると視線がばっとこっちに向く。

びくっ

『お、おはようございます?』
「赤塚さんおはよう!」
「ほんとに、お嬢様なんだね!朝びっくりしちゃった~!」
「ねぇねぇ!お昼一緒に食べようよ!」

女の子達が周りに集まってくる。

『あはは....お昼一緒に食べたいな?どこかおすすめの場所ある?』

(((かわいい!!)))

「あるよ!ある!」
「一緒に行こうね!」
『う、、うん!』

約束ね!と指切りをして先に戻って行く女の子達を見て私も席につく。

隣の席のトド松はじーっとこっちを見て目が合えば笑いかけるのだが目をそらされて会話にならない。斜め後ろの方からすごく視線を感じるが気にせず午前中の授業を受ける。

そして、お昼休み。

「赤塚さん!お昼行こう。」
「中庭がおすすめなんだ~!」
『そうなんだ~』
「赤塚さんはお弁当?」

中庭までクラスメイトと歩きながら話す。

「あ、あれ赤塚さんじゃない?」
「あー転校生の!」
「美人だなー!なっ!イチ」
「あ、あぁうん。美人だよね可愛いし」

歩いていると男子達がこちらを見ながら話しているのが見える。

「話しかけてみるか?」
「え?大丈夫なのかよ」
「よし!イチ行ってこいよ!」
「え?俺!?」

イチと呼ばれている彼を見る。

イチかイチなぁ一松だよね....チャラいよ一緒にいる人もチャラいよ!?なんでこっちにくるの!?え!?

「あ、あのさ」
「あれ?一松くん?どうしたの?」
「いや、その子転校生だよね?話したことなくてさあいつらも話したいみたいだしどうかな?」
「柳田達じゃん。どうする?赤塚さん?」
『え、え!?えっと....』

男子との食事なんて初めてだしどうしたらいいか分からず、困る。

困っていると1人の女の子がコソッと私達がいるから大丈夫怖くないよっと言う。

『えっと...いいよ。みんなで食べよう?』

ニコッと笑う。
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