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GalaxyAngels

第1章 結成!GalaxyAngels


スコットは時間の許す限り、艦と小型艇のスペックと特徴を頭に入れた。
「おっと、そろそろ食堂に行くか…」
食堂ではロブやブリッジクルーだけじゃなく、他のクルーも料理や食器を運んでいた。ロブがスコットに気付き近寄ってきた。
「隊長、準備整いました
後はみんなが集まるだけっす」
スコットは時計を見ながらマイクを握った。
「よし、時間だ
全員揃っているな?
来てない奴は向こう一週間トイレ掃除だ」
スコットの一言にみんな苦笑いをした。
「良いか!俺達の仕事は時間との勝負でもある
時間を守れない奴はこの艦を降りてもらうからな!」
この一言でざわついていた空間が静寂に変わった。スコットはみんなの顔を見渡し言葉を続ける。
「これから先、俺達は未知の宙域や星で任務を行う
太陽系での常識が通用しない事もあるだろう
それでも、救える命は全力で救う
妥協は一切許されない!
今はその為の準備だ!」
力強く言い切った。

「とは言え、息抜きも必要だ
今日の作業は全て禁止とする
ここで適当に食べて飲んで英気を養ってくれ
以上!」
スコットはマイクを切るとテーブルにあるビールを一気に呑んだ。
「かぁ~仕事の後のビールはうめぇぜ!」
これでみんな好き好きに飲み食いを始め、張り詰めていた空気が緩んだ。
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