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かっこよくて愛しいあなた達

第3章 皆との出会い


左馬刻様の手助けも借りつつ、今までいた所を出ると、そこは保健室だったらしく、保健室と書いてあった。横で銃兎さんと左馬刻様が喧嘩しつつも、真っ直ぐな廊下を歩いていくと、1つの教室があった。
寂「雪楠ちゃん、ここが教室だよ。」

コンコン
寂雷先生がドアをノックする。すると、「どうぞ〜」と聞こえたので、ドアを開けて入ろうとする。私は、ふと上を見ると、チョークの粉がたくさん付いた、黒板消しが設置されているのに気がついた。


雪楠『!』



(なんて古典的な…)と思いつつも、左馬刻様の手を離して、寂雷先生の手を引っ張る。


(だって、寂雷先生の頭の上に、チョークの粉とか、被せたくないし…しょうがないよね!)


すると、寂雷先生の体が、こちらに倒れてくる。
雪楠『えっ!』
その時、誰かが私と寂雷先生の間に入り込んできた。
そして、私達はそのまま倒れ込んだ。

ドサドサッ

目を開けると、さっき入り込んできた人の正体が分かる。それは、銃兎さんだ。何故、分かるかって?
だって、目の前に銃兎さんの顔が見えるからね!

(え…待てよ?銃兎さんが ゛目の前゛に?そして、唇にある違和感…まさかっ!)

銃兎さんの顔が一気に赤くなる。どうやら、銃兎さんも気づいたようだ。
銃「っ!/////」

それと同時に、私の顔も赤くなる。
銃兎さんの顔が、離れていく。
雪楠『す、すいませんでしたっ!/////』
銃「い、いえ、こちらこそすいませんでした/////」
私と銃兎さん以外「大丈夫!?/ですか!?」

「あと、2人だけの空気作らないで!?俺たち/僕達いるから!」
雪楠 銃『「大丈夫です…す、すいません…」』
取り敢えず起きて、床に座る。
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