第2章 ここ、どこ?(MTC)
(そうだ、そこで意識はなくなって…)
(ほんとにここはどこなんだろう…)
寂「ああ、起きましたか。」
私は、声のした方を向く。すると、私は目を見張った。なぜなら、そこには麻天狼リーダー、元TDDの神宮寺寂雷がいたからだ。
(なんでここに寂雷先生が…)
寂「?大丈夫ですか?」
雪楠『えっ、あ、大丈夫です。』
寂「そうですか。
では、自分の名前が分かりますか?」
雪楠『はい…想音 雪楠です。』
寂「分かりました。想音さんですね
私は、神宮寺寂雷です。よろしくお願いしま
す。」
雪楠『よ、よろしくお願いします』
?「先生ーさっきの奴起きたかー?」
寂「ああ、左馬刻君 ええ、起きましたよ
この子ですよ」
そして、私のいるベッドに近づいてきたのは、MAD TRIGGER CREWリーダーの碧棺左馬刻だったのだ。
(やべぇ、左馬刻様めっちゃかっこいい(泣)いやね!寂雷先生もかっこいいけど、左馬刻様もかっこいいんだよ!)
思わず、ガン見していたみたいで、
左「んだよ、俺の顔になんかついてるか?」
雪楠『い、いえ 何もついてないです…
た、ただ、その、かっ、カッコイイなーと
思いまして…』
顔を赤らめて、布団に潜りながら、どんどん声が小さくなっていって、最後の方は、ほとんど聞こえていないと思う。
左「…」
左馬刻様が何も言わないので、気になって顔を布団から出せば、顔を赤くした左馬刻様が見えた。
雪楠『?どうしました?顔が赤いですよ?熱でもあるんじゃないですか?』
左「いや、大丈夫だ」
寂「想音君?他の人には、それを言っちゃいけないよ?」
雪楠『?はい…』
そこで、扉が開く音がした。
ガラガラ
?1「左馬刻、あなたねぇ!早いですよ!」
?2「左馬刻は歩くのが早いな。」
そして、登場したのは…