第3章 無限列車編
______時は流れ合同任務
宇髄「お、いよいよ合同任務か」
玄関で師範が見送りをしてくれる。
私は宇髄さんに一礼をして扉を開けようとした
宇髄「…小春」
振り返ると師範が腕を広げてキラキラとした目で私を見つめる
宇髄「昔やってたろ?俺はいま小春不足なんだ
ほら、」
「早くー」と子供のようにねだる。このまま任務に出たらいつまで経っても待ち続けるか、追いかけてくるか、数日間立ち直れないかのどれかだろう
私は少し呆れ気味に師範に近づきゆっくりと抱きついた
宇髄「ほんと可愛いな〜」
自分からやらせてるくせに。
確かに私が入隊してすぐの時には、鬼が怖いと泣きわめきながら師範にこんな事をしていたが、今の私はあれから四年も経っている。
そろそろ治して欲しい気にもなる
よしっと言って師範は十分私を抱きしめるとゆっくりと離れた
宇髄「気をつけろよ、死んだら派手に呪ってやる」
『“それは勘弁してください”』