第3章 冨岡義勇 (R18) □ 義勇痩せ我慢する

『(どうも俺は姫華の笑い顔を見ると
何回でも勃つみたいだ。俺は猿だった。)』

「義勇ー！！」
『…………行くぞ。』

「………へ、何処へ。」
『………4年分だ。』

「……ねぇ、それ誘い文句なの？変だよ？」
『…………。(心外っ！！)』

「…ふふ、お布団行こっか。」
『………あまり…虐めないでくれ。』

「やだ、可愛いもん。」
『………。(とても心外だ。)』


「(とても心外と思ってるけど……。
ダメなのよね可愛くて虐めちゃうのよ。
私やっぱり性癖そっちなのかしら…。)」

『(酷くされるのは確かに気持ちいいが、
俺はそっちの趣味ではない。…と思いたい。)』


そもそも痩せ我慢を4年もしたのだから
気持ち云々のまえに明らかに義勇はMで。

それをどうしようもなく可愛くて
しかもいぢめたくなるのは明らかにSだと。

義勇と姫華はいつ気が付くのだろうか。


なにわともあれ、
それからは毎回甘い夜が過ごせるように
なりましたとさ。




おしまい。



結局君なら何でもいいんだ。