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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第2章 おいでませ鬼滅の刃。


□可愛い笑顔


義『鬼だな。…これは。』
「やっぱり、そうなんですか。」

玄関から入ると、
それはもう悲惨な状態だった。
辛うじて身体の形は保っているが、
死体独特の臭いが充満し、血がそこら中に
飛び散っている。


柚『、人数は合っているかい?』

確認できるかな?と
優しい声色がボロボロの部屋に響く。


「はい。全部で3人…皆、います。」
(顔もあの人たちと同じなんだ…。
流石に複雑だわ。)

柚『大丈夫?』

柚樹はの背を擦りながら
優しく声をかけた。

「…流石に心地よくは無いですね。
お墓…お家の裏でお願いしても良いでしょうか。」

柚『無理にしっかりしなくていいよ。
君は精神的に強すぎる位なんだから。』
「…。(なんだこの人は優しすぎるだろう。)」

柚樹の優しさに、少々涙ぐんでいると
背中を バシンっと叩かれた。

義『俺らで穴掘りしてやらぁ、
お前は着物だ生活に使うもんまとめちまえ。』

1人にしたら寂しいか?
ガキだからなぁ?
と茶化しながら聞いてくるのは
義慈なりの優しさなのだろう。


「お2人は本当に優しいですね。
なるべく早くまとめてお手伝いします!
よろしくお願いします!!」

にこりと笑ってそう言うと、
小走りでタンスの方へ向かっていった。

笑みを向けられた2人は
その場に唖然として立ち尽くす。

『『(なんて綺麗に笑うんだ。)』』

こんな血なまぐさい死体だらけの部屋なのに
絶対に笑えるような状況じゃないのに
そんな風に見えるはずがないのに。

まるでこの悲惨な部屋に
一筋の光が指したようなそんな笑顔だった。



義『おい、あいつの着物買ってこいよ。
汚いベベ なんて着せられねぇわ。』

柚『奇遇だね、
僕も同じことを考えていた所だよ。』

義『…白、かね。』
柚『そうだね、色なんて要らないね。』

入口で立ち尽くし
ボソボソと喋る様子に何かあったのかと
が駆け寄ってくる。

「…どうしたんですか?」
柚 義『『なんでも ないよ。/ ねぇよ。』』

「…いや、絶対なんかあるやつじゃん。」


今ここに親バカ師範が2人誕生したことを
まだ気がついて居なかった。



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