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【鬼滅】硝子玉 。柱には師範が居たらしい。【逆ハー救済夢】

第2章 おいでませ鬼滅の刃。


□見破られる強さ



柚『そういえば名前聞いてなかったね。』

「 と言います!
今年で10歳になりました!」

よろしくお願いします!と頭を下げる。

朝食を済ませた3人は
サクサクと山を下っている所だ。

柚樹の提案で昨日事件のあった
の家へと向かっている。
現場の確認と埋葬を手伝ってくれるらしい。

「(ほんとに、優しい人達だわ。)」

ふむふむ、と考えていると
横からグッと覗きこまれた。

義『にしても…。お前は今まで
どんな鍛え方してやがったんだ??』

「へ?」

義慈は上から下までマジマジと
見渡して不思議そうに聞いてきた。

柚『たしかに。体の使い方、呼吸法
体力、10歳のそれではないよね。』

柚樹もマジマジと見ながらそう答える。

「やっぱり、分かってしまうものなのですか。」

うーん、と眉間に皺を寄せて
少ししょんぼりとしている。

義『それなりに武に覚えがあるやつには
すぐ分かるさ。その程度にはお前は強いよ。』

なるほどぉ…、と呟きながら
ボソボソと喋りだした。

「あまり家に帰りたくなかったもので…
よく色々な道場を覗いて見様見真似で
特訓していたんですよ。」

現代に居た時も道場を覗いたり
動画を見たりして鍛えるのが
子供時代からの趣味だったため、
持ち前の運動神経も相まって
誰もが驚くほどは強かった。

が、鍛えることは好きだったのに反して
女性である自分が強いということに
矛盾したコンプレックスを持っていたため
強い事がすぐにバレ複雑な心境のようだ。


柚『じゃあ、師は居ないのかい?
(よっぽどの才が無いとそんなやり方では
ここまで育つはずが無い。)』

「武を志す方は優しい方が多くて、
覗いてるのを知って
こっそり教えて頂いたりしていたので
誰が師なのかは分かりません。」

柚『なるほどね。(嘘は着いてない…か。)』


「毎日殴られても跡が残りにくかったり
我慢できたりり、丈夫になったりはしたので
めちゃくちゃ為にはなりました!」

外にほおり出されても風邪も引きません!

フンスッ。と元気よく力こぶを見せている
得意気なを2人は
悲しそうな顔で見つめてから、
顔を合わせて頷き合った。

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