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〜宵の中、蜜に酔う〜 《短編集》R18

第1章 告白




言われた通りに裕貴の首に腕を回す。

すると、裕貴は私を持ったまま立ち上がった。



「あっっ、ふか…っ、んんっ、あんっ…」


重力と、裕貴の腰の動きが更に激しくなったせいで、より深く入って子宮の入口が裕貴のアレでノックされる。


「あっあっあっ…、またっ、イクぅ…っ、んっ、はぁ…っ」


「くっ…、莉亜…っ、俺も、出る…っ」



「んっ…、キス、して…っ、」


ねだると、すぐに深く甘いキスが降ってくる。

舌が口内で暴れ回り、すぐに息が苦しくなるけど、辞めたくなくて離さない。

裕貴の舌が歯をなぞり、口に溜まっていく唾液を絡みとっていく。



「んっっ、んんぅ…っ、んんんんっっ!!!」



何度目かの絶頂。


「っ、出る…っ」



ビュルルルッッ…


お腹の中が熱くなる。
裕貴がソレを引き抜いた時、中から白いヨーグルト状のものがドロっと溢れてきた。


「っ、ヤバい…っ、中、出しちゃった…っ」



裕貴が青い顔をする。

もしかしたら、出来てしまうかもしれない。



……でも。



「裕貴、私のこと、好き…?」


「あっ、当たり前でしょ…っ!」


「じゃあさ…、卒業したら…」










……結婚しよう?






「え……っ」




裕貴の目が見開かれた。



幸い、明日は卒業式。

卒業してしまえば、もう自由だ。働くなり、結婚するなり。

だから、結婚を決めてしまえば問題ないのだ。






「……ダメ、かな…?」


「いいの?」


「え?」



「俺で、いいの?」



自身のなさげな表情で裕貴が見つめてくる。



「だったら、今頃こんな事してないよ…。裕貴がいいの。」


「莉亜……」



裕貴は、私の手を取って言った。




「卒業後、俺と結婚してください。」



「はい…!」





笑顔で答えると、裕貴に抱きしめられる。

そして、深いキスを交わす。



「ん……」


「莉亜…愛してる…」



「私も…世界で一番愛してる。だからね…」






もう一回、シよ?


貴方が、もっと欲しいの……///




[完]


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