第10章 休日
そして、ミサカ達と買い物をしていく。
「ねぇ、ミカサ、今日は何買うの?」
私は聞いてみた。(ミカサと買い物あんまり行かないなー)
「…日用品。」
と、それだけ答えた。
「あ、そうなんだ…。ていうか、めっちゃスタイルいいね…」
私はミカサに見とれた。彼女は背が高く、足も長い上に飛脚である。スカートを履いているが、シワからミカサの足が透けて見える。
「足綺麗だなー…」と、私が呟くと、エレンも、
「にょほんの足も細くていいと思うが…」と、フォローしてくれた。だが、来ていく服がなくてジンズと古着を着てきていた。
「えぇ?そうかな?って勝手に見ないでよ!変態!(今日は見るなー!)」と、私はエレンに口走ってしまった。
「はぁ!?そんな目で見てねぇよ!」
「ふ、2人とも落ち着いて、確かにエレンはそういう目でにょほんを見ていたかもしれない…」と、アルミンは言う。
「はぁ!?」エレンの声が裏返った。
「…でも、にょほんもエレンみたいな目でミカサを見ていたんだよ?」と、アルミンに言われた。
「…////べ、別にそんな目で見てないし!(…私エレンと同じことしてるし…)」
すると、ミカサが
「ここで騒がないで…周りが私たちを見てる。」と冷静に言った。
…
めちゃくちゃ見られている。
(恥ずかしや……
しばらく喋らずに歩いていく。すると、アルミンが
「そろそろお昼頃だし、ここのお店で休憩にしない?」
と、右のお店を指さした。
「すごい、オシャレだ…」
そこは大人っぽい雰囲気のお店であった。
「あ、俺ここ知ってるぞ。兵長がよく紅茶を飲みに行くらしい。」とエレンが言った。(へぇ、そうなんだ!兵長に聞いたのかな?)
そして中に入る。
中から
「いらっしゃいませー」と女性の声が聞こえてくる。
私達は奥の席へ案内された。
ほのかにオレンジ色のライトが照らされている。周りには若い人が多い。
「っしゃ!兵長と同じ店に入れたぜ!」と、エレンはガッツポーズをしている。(…ヲタクじゃないか…エレンよ…)
「それにしても兵長ってこんなお店に来るんだ。噂では紅茶がすごい好きらしいね…僕達も紅茶を頼んでみようよ!」とアルミンは言う。
私も紅茶は好きだから飲んでみることにした。
「そうだね!ミカサも飲もうよ!」
と、私は言った。