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捕らえた蝶【R18】

第2章 湯浴みしながら*




「んぅっ、んっあ、ぁあ……」

自分の好きな人に抱かれるだけで、幸福指数が上がる。
望まない妊娠でさえも、好きな人のなら……とどこか過ぎる私がいる。

「っ、ミシェル、中出しちゃうから……だめだろう……?」
「やぁ……!やだぁ……ッ!」

揺さぶられるほどにきゅうきゅうとナカが締まる。ナカに来て。ナカにして。ナカに出して……
レグルのなら、なんだって受け止められる。

「ふぅん……ナカに……熱いの、っ、ほしいかい?」
「ほ、し……っ……」

がくがくする腰で、必死にレグルの欲望を締めつける。離したくない。
奥の奥まで突き動かされて、息をするのも苦しい。
好き。レグルが好き。
だけど籠の鳥は……聖処女は、誰かを好きになってはいけない。

「はぅうっ……!?」

急にお腹の裏側を擦られ、私はぎゅっと目を固く瞑った。

「やッ、だめ、ぁ、イ……ちゃぁ、やっ、やぁっっ!」
「嫌じゃないだろう?ここをこうやって乱暴にされるの……」

ずんずんと子宮に届く亀頭が、ナカで膨らんでいく。
抵抗できない。抵抗なんてしない。
好き……

「っ……あ、出る……っ」

びゅるるっ……と熱い白濁が奥に吐き出されて、私が脱力すると同時に腰が持ち上げられた。
灼熱が重力に従順になって、トロトロと奥へ侵入してくる。

「ふ、ぇ、あぁっ……!」
「熱い……?孕んでもいいんだよ……ミシェルは孕めないんだけどね」

お湯が滴る肩に首にキスを落とされる。その感触がすごく心地いい。

情事の後の微睡に、私はレグルに寄りかかり目を閉じた。



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