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捕らえた蝶【R18】

第4章 触手*





生温かい液体が注がれるとともに、それが外に垂れ流される気配を感じない。
ああ……そうだ、わたしさっき、栓をされて……

びゅうびゅうと子宮に射精され、濁流のように流れ込む。

「ああ、あ、あぁっ……あ……」

抵抗する気が起きない。
仰向けになっている私は、薄いお腹に触手が絡みつく手をやった。
膨張して栓の機能を果たす触手が、外からでも触ってわかる。
膨らむ下腹が脈打っていた。

だけど……悪夢はここからだった。
中出しされた体液を外にこぼれないよう、栓をされただけじゃなかった。

膣内に挿入していた触手が、栓をして密閉した奥で、何と先端を切り離す。
トカゲの尻尾切りのようにして触手が分離し、ひくひくと疼く子宮口に挿さる。

「あっあっあっ、やら、やぁ、やぁああ!」

ぐぷっ……ぐちぐち……ぐぷん

子宮に寄生されたのだ。
吐き出そうと中に力を込めると、それにともない広がった膣を強く擦り上げられる。

栓をする触手は、ここがすみかだと言うように居座り、抜けないようにとすぼませた部分を膨らませる。
膣の入り口も中も、子宮に至るまでの蜜洞はみっちりと触手によって埋められた。

愛液の分泌すらも直接吸い込まれ、外側のうるおいは触手の体液のみ。

私はびくんびくんと痙攣しながら……
そのあと何十回と怪物の吐精を受け止め、犯され続けた。




朦朧としながら、私は膣内を占める触腕をにぎり、弱々しい力で引っ張ってみる。

ぐぽ……ぬち、ぬち

むわりと水草の匂いを充満させながら、蒸れて湿気のひどい檻の中は水滴ができるほどに湿っている。
日がすっかり昇った窓の外の様子は分からない。
相変わらずの真っ暗闇。

ずちっ……ずるっ……

触手を引き抜くと……私の意識は、そこで途切れた。





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