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【黒子のバスケ】僕らの育児ファンファーレ!

第1章 久しぶり


遠目で彼……赤司くんのことを見ていると


一瞬、視線が絡んだ気がした。





そんな事実を鵜呑みにしなかった私は彼が立ち去るのをじっと待っていたけど





あれ、なんであの人こっちにくるんだろうか



私のこと、覚えてるはずないのに。




そして、確かに私の前でぴたりと立ち止まり、



「睦月真珠……」



驚いたように、私の名前を……フルネームで覚えていてくれた





それだけで、なんだか安心してしまった
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