• テキストサイズ

【黒子のバスケ】僕らの育児ファンファーレ!

第5章 欲しい?


ーー




「おい、赤司じゃねぇか」



声に、真昼がピクリと反応した。
「お前は……





なんだ、大輝か…」


ガングロのこの男、真昼がビビるのも当たり前か。
大輝は、やはり僕の隣に座っている真昼を見て



「………おいおい、お前いつ子ができた」←



当たり前の反応をした、が
それが青峰大輝という人間にされるとむしょうにイラッとした←



「真昼が怖がるから帰れ」←
「へえー、お前の子は真昼っていうのか」


「理解していないやつは面倒だ、離れろ」←
「いーじゃねぇかよ、かわいいし」


そういって真昼のまえにしゃがみこみ、頭を撫で始めた。
最初は真昼もビクビクしていたが、馴れると
自分の頭を撫でる腕をペシペシと叩き始めた。



「それよりよ、さつき知らねぇか?」



さつき…………桃井か←




「知らない」
「はぁ…なんかいなくなっちまってよ」




いや、僕の目からすればお前がここに寄り道しているようにみえるが。



「あー、いたいた青峰くん!
………と赤司くん?!」



誰かが走ってきたかと思って目を向けると、予想通り桃井が



後ろに睦月を連れて走ってきていた。
/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp