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貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第3章 春日山城の友達



道もわからず、ただ続く廊下を走る


どこ?
どこへ向かえばいいの?!


出口もわからない


捕まったら…?


恐怖で気持ちばかりが焦る。




グイッ!


不意に腕を掴まれ、廊下沿いにあった部屋に引き込まれた


「きゃ…」

引き寄せらた勢いでバランスを崩し転びそうになった私を、誰かがギュッと抱きしめた
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