• テキストサイズ

貴方は私の半分〜イケメン戦国 武田信玄〜

第12章 恋の病




翌日


「乃々様…何か変ですよ」

気付けば鈴ちゃんのドアップが目の前にあった


「!!!!」
びっくりして仰反る

「乃々様、朝からため息ばかり。何か悩んでいるのですか?」

「…ため息?私、ため息なんてついてる?」

「はい。ずっとため息ついては、呆けてますよ」

「…そ、そうだった?」

「…乃々様。信玄様と何かありました?」

「…えっ?!」

「乃々様の呆けてる理由は、信玄様のことを考えているからでしょう?」

「…えぇっ?!」

「見ていれば分かります。慕っておられるのでしょう?」

「…私が?信玄様のこと……?」

鈴ちゃんに目を丸くして聞く

「はい。乃々様は信玄様を恋い慕っておられます。」

「嘘…でしょ?」

「嘘などではありません」

鈴ちゃんに淡々と指摘されて、愕然とする。
/ 686ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp