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スノードロップ【ヒロアカ】

第5章 敵の影


オールマイトが雄英で教師をしている事が新聞に出ると連日学校には記者が押し寄せていた。
オールマイトが教師をしていることは誰もが知っている。そう誰もが...。


「昨日の戦闘訓練お疲れー。VTRと成績見させてもらった」

爆豪と緑谷について好評すると相澤先生は俺を睨みつけた

「で、お前また個性使わなかったな。あの場面で切島を先に狙ったのは正解だ。でも硬化されたらどうするつもりだった、お前と切島が戦ってる間に瀬呂が核に触りに行ったらお前負けだったぞ」

「そん時は...瀬呂の首にナイフ突き立てて切島を脅す。そもそもあれに反応できないと思ったし。。どんな強固性だろうが個性を使えなかったらただの人でしょ、ただの人を気絶させるのに個性を使う必要はないってのが俺の考えなんだけど、、。
それに使うべき時がきたらちゃんと使いますって今回は必要無かったってだけです」

相澤先生をチラ見するとどうも納得のいかない顔をしてたけど諦めて話を元に戻した

「急で悪いが君らに学級委員長を決めてもらう」

普通科では雑務って感じの仕事でもヒーロー科では集団を導くっていうトップヒーローになるの為の素地を鍛えられる役なのだ。

(どんな役だろうが俺には興味ないことだけど。早く終わんねーかな)

誰もがやりたがりガヤガヤとし出すと飯田が口を開いた

「民主主義に則ってここは投票で決めるべき議案!」

相澤先生は「時間内に決められりゃなんでもいーよ」と言って寝袋に入って寝てしまった

投票結果は緑谷出久3票、八百万百2票で委員長は緑谷、副委員長は八百万となった。
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