• テキストサイズ

ツンデレ君と人見知りちゃん【イケメン戦国】

第5章 あいつが出てこない!


(なんだったんだ、あいつは)
幸村は政務を行いながら考えていた。
(結構な礼儀作法をしたと思ったら、急に固まるし、食べ終わってすぐに帰るし…)
(というか、なんで俺、あいつのこと気にしてるんだ?気にする必要はないだろ。政務に集中しないと)


2日後
広間にて

謙信様と信玄様と佐助と俺で政務について話し合いが終わったあとに佐助が怪訝な顔をしていた。
「どーした、佐助。めっちゃ怖い顔してるぞ」と聞いてみると、
「ここ2日、弥生さんが部屋でずっととじ込もっているんだ。」
すると、
「それは大変だな」と信玄様が首を突っ込んできた。
「部屋にとじ込もっていたなんて、前と一緒ってだけじゃねーか」
「いや、今回は深刻なんだ。」
「なにが」


「ご飯を一切食べてない」


/ 167ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp