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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第27章 反動


「主君、大勢で押し掛けてしまい、申し訳ありません。どうしても心配で居ても立っても居られず、一目でもお会いしたくて…」
「大将、元気そうで良かった!」
「やっぱり大将の懐が一番だな~」
「あるじさん!思ったより元気そうで良かったよ。やっぱり愛の力かな♡」


五虎ちゃんをなでなでしていると、信濃くんはいつの間にか懐に潜り込んできてて、乱ちゃんは…ん?愛の力?


「乱ちゃん…愛の力って…」

「やだなぁ、あるじさんっ、わかってるくせにぃ。お.お.く.り.か.ら♡」

「……主君、もう皆存じ上げております」

「~~っ!」

「あの大倶利伽羅がねー、皆の前であるじさんにちゅうしたんだよ、ボクも流石にびっくりしちゃった」


前田くんがニコニコしながら頷いていて、厚くんは少し照れ臭そうに頬をポリポリ掻いている。

その後乱ちゃんが私が倒れたときの事を詳しく教えてくれた。鶴丸が話していた事は、大倶利伽羅さんが言っていた通りかなり尾ひれがついていたけど…


「あるじさん、顔赤い~!照れてるぅ」

「うぅー、だってそんな事があったなんて…恥ずかしい」

「…てことで大将!元気になったら宴だからなっ」

「宴…」


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