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刀剣乱舞/Manus in manu~手に手をとって~

第18章 定例会義


私は全然気付かなかったし、この間の審神者さんに始めて聞いてかなり驚かされたというのに…


「この間なんてさ、男の審神者さんも恋仲って感じだったよ」

「は?ええええええ!み、光忠!そ、それって…男同士ってこと?」

「主ちゃん吃驚しすぎだよ。でもまあ、そう言う事になるよね…」

「きみ…言っておくが男色なんて珍しくもなんともないぞ?」

「そうなんだ…珍しくもないのか。ん?ええ!!まさか、鶴丸もそっち方面なの??」

「俺は健全だぜ?何なら試してみるかい?」

「鶴さん…そんな事僕が許さないからね」

「光坊…顔が怖いぞ、本気にするな」


考えてみれば江戸時代とか多かったって言うし…そんな感じで今も昔も珍しくはないのだろうか。

男の審神者といえども見目麗しく、主と慕ってくれる刀剣男士に囲まれていたら好きになってしまうのも納得だ。

それに、審神者は男の人の方が圧倒的に多い。

…審神者用の花街や婚活パーティーのようなものもあるとは聞いたことがあるが、もしかしたら審神者界は男色で溢れているのかも知れない。

とにかく男性でさえ魅了される刀剣男士。女性なんてイチコロだ。私もその一人なのだから…

ということは…


「もしかして、この本丸にもカップルがいたりするのかな?」


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